栗東の森林を地元企業様と共に守る！
滋賀県の琵琶湖森林づくりパートナー協定を活用し、県内企業様より協賛金を募り、森林整備に活用しています。 協賛企業様にはCO2吸収協力証を発行。CSR活動としてブランドイメージ向上に寄与。指名入札工事業者選定で、貢献ポイントも付与。 地元企業と商工会と森林組合が栗東フォレストクラブとして、森を守るプロジェクトです。
H21～26の5年で576事業所からご支援。総額450万円の資金提供により、19.78haの森林が整備されました。 また、企業様からボランティアで独自に森林整備される事例も生まれました。
| 株式会社ホンダクリオ滋賀 | 竹林整備 |
|---|---|
| 株式会社三東工業社 | 山桜の植樹・手入れ |
| オムロン株式会社 | アカマツ林の再生 |
| リコージャパン株式会社 | ヒノキ林の間伐 |
荒廃地を栗園として再生！
２０１１年に荒廃地の再生を目指して５００本の栗の苗木を植林しました。その後、三菱重工工作機械株式会社様の熱心なボランティア活動により整備をしていただき、現在は、栗東商工会様のご支援の下、組合役員による除草作業・追肥作業を行い育成しています。
栗東特産品として「へそくりmanju」があります。栗東商工会議所とザルツブルグ洋菓子店が共同開発したお菓子です。 売上の一部は森林整備に充てられています。これに使用される栗も、将来的にはこの栗園のものを活用したいと考えています。
捨てられる間伐材を有効活用！
金勝生産森林組合では、間伐材の未利用材の利用促進を進めています。 現在は、チップ材として製紙用に排出しており、栗東市の広報紙やコピー用紙としても利用して頂いています。 「ＣＬＴ」や「バイオコークス」等の新しいビジネスモデルとしての研究も進めます。
林道の開設と保守で森林整備を向上！
林道は木材を運んだり、森林を整備するための重要な骨格基盤です。山村地域の交通手段としても不可欠です。 機械化も促進。集材や移動コストが大幅に削減できます。 私たちは林道を作ったり、きれいに整備しています。
火事や災害から森林を守る！
栗東市消防団の「金勝山林分団」として山林火災防止の一役を担っています。 山林火災は、大災害につながる可能性があり、初期消火が大切です。しかし、林道が入り組んでおり、火災発生場所の位置特定が困難であり、 栗東市消防団との連携が初期消火に結び付きます。 年1回の分団訓練では、延焼防止伐採に使用するチェンソーの取扱い指導や、林道位置確認作業を行っています。
平成25年9月に襲来した台風18号の豪雨により、林道の崩壊67箇所、一部の山林崩壊も有り林業施業計画にも大きな影響を与えました。 林道の保全の為、林道巡視活動を月1回実施し、倒木処理・側溝清掃等の維持管理を行っています。 また、全組合員による林道一斉出役を毎年行い、林道の草刈り作業や側溝の清掃修理も行っています。
体験学習で山に親しみを！
小学生たちと一緒に木を切ったり、植樹をします。体験学習により、山の良さを知っていただくのが目的です。 滋賀県では、毎年小学4年生を対象に体験学習が実施されています。
二酸化炭素を吸収する森の保護や再生に環境保全対策として取り組んでいる滋賀県トラック協会が、金勝生産森林組合の山林に、 地元、金勝小学校6年生の参加のもとで、檜苗300本を植樹されました。
桜の木の健康を守る！
金勝生産森林組合の林道脇や「桜の森」の桜の木が大きく育ってきました。 春の訪れとともに山並に咲く桜の帯が、訪れる人々を魅了してくれます。 きれいな桜の花を見ていると、花を付けない部分がある事に気づきます。 「てんぐ巣」という病気にかかっているのです。 毎年、12月に「てんぐ巣」除去作業を行い、綺麗に咲きそろった桜を見て頂こうと努力しています。
心無い不法投棄から森を守る！
不法投棄が後を絶ちません！
栗東市役所職員皆様の協力の元、役員一同が出役し、年1回の「林道クリーン作戦」を展開しております。
家電製品（テレビ、冷蔵庫等）、家具、食材、タイヤ等々のゴミを回収し、連鎖反応による不法投棄を防止しています。
森を訪れる人々が気持良く過ごして頂き、親しんで頂けるよう、頑張っています。
