栗東歴史民俗博物館、しびりこ、金勝生森の三者で協定締結

2025-05-31

5月29日、栗東市、株式会社しびりこ、金勝生産森林組合の三者は「栗東歴史民俗博物館旧中島家住宅のかまどで使用する薪の安定供給に関する連携協定」を締結しました。旧中島家住宅は明治時代の湖南地域の農家の暮らしを伝える貴重な建造物として一般に公開されており、小学3年生の子どもたちの体験学習の場にもなっています。栗東市内の9校の他、近隣の小学校も含め、約20校の子どもたちがかまどによる炊飯活動等を通して学びを深めています。今回の協定は、その際に使用する薪を安定的に供給するため、三者が情報を共有して子どもたちの学びの機会維持に努めようというものです。活用する材は金勝地域の森林整備で排出されている未利用間伐材で、しびりこの方で薪にしてもらいます。かねてから未利用材については放置されたままの状態であり、その活用方法については懸案事項でしたので、今回の協定締結は互いにWIN-WINとなるのではないかと思われます。

※ 写真は旧中島家住宅のイラスト(栗東歴史民俗博物館作)

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