11月11日、金勝生産森林組合役員15名と滋賀県森林組合理事1名は智頭町森林組合を訪問し、杉の産地として名高い智頭林業について学び研鑚を深めました。智頭町は鳥取県の東部に位置し、町の9割強が森林という町です。古くから林業が盛んで、特に智頭杉はブランドものとして取り扱われてきました。80年ものの杉の木1本から4メートルの丸太が10本とれると言いますから驚きです。智頭町森林組合では現在14,099haの面積を所有管理されており、これは金勝生森の28倍の面積となります。明らかに規模は違いますが、主伐・再造林の場所を実際に見学することで、現在当組合が進めている皆伐・再造林について、獣害対策のあり方など大変参考になりました。そして何よりも培われてきたものを継続し未来につなげていこうとする取り組みやその心意気は大いに見習うべき点であると感じた次第です。
2024-11-15